体調不良が続いたためか、また食べ物をほぼ口にしてくれなくなりました。
水分も摂ろうとしないため、絶食による病気のリスクでヒヤヒヤしっぱなしの2日間…。
この記事では食べない様子と病院に行った事、食べられるように少し工夫をしてみたこと3つを載せていきます。
同じように悩んでいる飼い主さんや猫ちゃんの助けになれれば幸いです。
前庭疾患の経過を時系列にまとめています。
≪ 〇 ≫の表記は〇日目となっています。
≪ 38 ≫ 元気だがほぼ食べようとしない
前日にエアコンも付き、室温・湿度調整がとてもしやすくなりました。
これでこはくにも快適に過ごしてもらえると思いましたが、問題が出てきました。
病院に行ったりもしましたので順番に記載していきます。
①また斜頸が出た
②ほぼ何も食べようとしなかった
③病院でまたサポート食をもらうことに
④夜は食べるのか…?!
①また斜頸が出た
この日は朝から首が傾いていました。
十分眠れていなかったり体力がなくなってくると出てくる傾向だったので、なるかもしれないとは思っていました。
少し呼吸も荒かったですが、こちらは徐々に落ち着いてきました。
とても眠そうにしていてずっとウトウトしている状態で、以前の体調不良前の様子を思い出してしまいます。
しっかりとまとまった睡眠もとれる時間が少なかったので、これも痛い状況でした…。
②ほぼ何も食べようとしなかった
体も動かしあちこち歩き回ってはいるのですが、餌を用意しても口に入れようとせず…。
食べていたウェットフードのシーバも朝数回口にするレベル。
猫は人間と違って1日絶食すれば肝機能障害を起こしてしまうので何とかしてでも食べてもらいたい所です。
口元に餌を近づけて、半ば強制的にご飯を食べてもらうしかありません。
シリンジでの強制給餌も出来ますがあまりやるとまたそれがストレスになってしまいそうで…。
朝に首のかたむきもあり、平衡感覚がおかしくなっている時は同時に食欲不振になる傾向だったので一因かと思いました。
③病院でまたサポート食をもらうことに
とにもかくにも、食べていないのは大変なので病院に行きました。
ほとんど食べていないことを伝えるとそれに合わせた補液を注射してくれました。
体重は少し200g減ってしまい「食べないのならば強制給餌するように」とお話され、食べない時にもらっていたロイヤルカナンの退院サポート食に切り替えです…。
とりあえず少しでも食べてもらおうと頑張ることにしました。
④夜は食べるのか…?!
補液はしてもらえましたが少しでも食べられるなら、とシーバを用意。
そしたらなんと少し食べてくれました…!
補液されたことで元気になってきていたみたいです。
顔も病院前よりスッキリしたような顔つきになり、このまま食欲が戻ってくるのか?と期待半分、不安半分でした。
≪ 39 ≫ 食事の工夫に挑戦 工夫3つのまとめ
外が暑い日も設定をうまく取り入れつつ28℃以下を保てるようになりました。
この日から何とか少しずつでも食べてもらおうと工夫をしました。
同じように食べない場合チャレンジしてみて欲しいやり方や、こはくの食べ癖を利用したちょっと特殊なやり方になります。
根気よく頑張りましょう…!
①常温くらいまで少し温めてみる
②食べ癖を元にカリカリを床に落としてみる
③あえてしばらく時間を空け、反応があった時に用意してみる
①常温くらいまで少し温めてみる
こちらはウェットフードだと効果てき面なやり方だと思います。
夏場なので念のためと思い冷蔵庫に保存していたウェットフード。
このやり方をするまでは食べ始めるまでの匂い嗅ぎで時間をかけていました。
「嗅覚で餌の判別をするため、温めると匂いが強くなって食いつきが良くなる」と書いてあったサイトを見つけ早速チャレンジ。
暑すぎると舌をやけどさせてしまうと思い、少しだけ温めます。
念のためちょっと取って触ってみて、粗熱がなければ与えました。
温かいこともあって確かに普段よりもウェットフードの匂いが部屋に広がります。
鼻炎も患っているので匂いをしっかり出すというのは効果的だったようで、餌に興味を持ち食べてくれました。
②食べ癖を元にカリカリを床に落としてみる
こはくにはカリカリをある程度食べた後に、皿から落として食べる癖があります。
家に来た頃から同じような食べ方をしているので、そういうもんなのかなーと思っていたんです。
保護団体前の環境のことも聞いてはいたので、その事もあって食器にあまり直接口をつけたくないのだろうかと思いました。
皿から落とす理由を調べると皿が気に入らない・狩猟の本能で回りが見えるように食べるなど複数の理由も見られます。
カリカリの方がカロリー数も摂れるので、こはくのすぐ近くで餌を落として周りが見える状態で食べさせてみました。
チャレンジしてみると意外と食べ進めが良く、食器に入れていると2gしか食べないこともあったのに5g以上食べることが出来ました!
③あえてしばらく時間を空け、反応があった時に用意してみる
食べなくなってからなるべく食べてもらいたくてせっせとご飯を用意していました。

…常に食べ物が胃にあるのも食欲沸かないのでは?
と思い、とりあえず多少食べればヨシ!くらいの気持ちでいようと思いました。
「朝ある程度食べたからヨシ!」
「昼はほんの少しだけど水分摂れてるからヨシ!」
「夜は量が増えたからヨシ!」
気持ちとしてはこんな感じです。
心配しすぎて構いすぎてもストレスになるので、そうならないように様子をみながらやってみました。
≪ 40・41 ≫ 食欲は戻ったのか…?
この二日間は身内の引っ越し手伝いのため、こはくパパに世話をお願いしていました。
朝は退院サポート食と水分を自分から口にしてくれました。
ある程度食べているので少しホッとしながら出発です。
途中こはくが出来たことをラインで教えてもらいましたが、自分から給水器に向かい水分を摂っていたと報告があり、思わずガッツポーズ!
ここ最近自分から水分を摂ることがなかったのでこれは大きい進歩です!
昼は2日間ともあまり食べませんでしたが、爆睡タイムのお昼寝にしっかり寝て体力も回復していたようです。
「もう朝と夜しっかり食べればいいや!」の気持ちなので、報告を聞いても落ち着いて関わることが出来ました。
夜は退院サポート食をしっかり食べた後、カリカリまで手を出すほどの食欲でした!
上記の3つを組み合わせることで、食べてくれるように…。
とっても嬉しくなりました。
【追記】
今回の件などフードに関して大変だったので、ウェットフードとドライフードに関して気付いた点を踏まえてメリット・デメリットを記載しました!
下記のリンクになりますので気になる方はこちらもどうぞ!

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