スポンサーリンク

猫の重症筋無力症の回復経過は?実際の日数・様子の記録

スポンサーリンク
重症筋無力症
この記事は約7分で読めます。
  • 薬を飲ませたらどのくらいで回復するのか一例を知りたい!
  • 調べたけど実際の飼い主さん情報がほぼ無くて…体験談を聞きたい
  • どのくらいまで動けるようになるんだろう…
疑問な人
疑問な人

猫だと全然ヒットしない…

人間のしか出てこない…

重症筋無力症は猫では稀なものの、猫種によって出る可能性もある病気です。

出やすい猫種

  • ソマリ
  • アビシニアン

わが家の飼っている猫、こはくはミックスですが片方がソマリでした。

可能性として病名を教えてもらったあと皆さんが気になるのはどう回復するのかだと思います。

ですが知りたくても情報が見当たらないのが現状です…。

こはくママ
こはくママ

出てくるのは病院関連ばかり…

それも大事だけど体験談も知りたいんだよね

医学的な知識も大事ですが体験談がないことに愕然としました。

そんな自分の困ったは誰かも通過すると考え、こはくの場合の回復をまとめました!

これを見て飼い主さんの疑問が少しでも解決できれば嬉しいです。

あくまで一例ということをお忘れなく!

薬など回復前の状況

回復経過の前に飲ませる前のこはくの状態をまとめておきます。

書いてある事

  • 飲んでいる薬
  • 薬の回数
  • 飲ませた日の状態

薬は粉薬とステロイドを朝夕の計2回

かかりつけ医からは重症筋無力症に効く粉薬ステロイドをいただいています。

同時に飲んでも大丈夫と確認をとり、朝起きた時と夜ご飯を作る前の夕方に飲ませていました。

お薬はしっかり飲み合わせを確認するに限ります

薬に関しては3回飲ませてもいいものとのお話でしたが、回復までは2回で様子を見ています。

獣医師さんの判断になりますのでかかりつけ医の判断をしっかり聞きましょうね!

ぐったりして薬を貰った日は誤嚥しそうな状態に

病気に行きつくまでに一か月かかり、分かるまでの期間・症状や状況も記事にしています。

薬を貰った当日が一番ひどく吐き戻しが多く誤嚥しそうな状態でした。

シリンジでのやりやすい給餌方法に関してはブログでも工夫をまとめています。

気道を確保しながら飲ませましたが、そもそも飲み込みにくい状態からのスタートで薬を飲ませるのがやっとでした…。

筋力に指令がうまくいかないため嚥下できないんです…

誤嚥からの肺炎は絶対に避けたいところですね

このような状態から回復まで向かいます!

症状が落ち着くまでの日数は?

日数ですがこはくの場合は落ち着くまで15日かかりました。

あくまで一例としてご参考にしてください。

【 こはくの場合は2週間ほど 】

投薬中はツイッターでも経過を残しました

2週間で2回ほど「少し本調子ではないな」と感じる日もありましたが順調に回復しました。

一番悪化していた投薬初日からは想像もつかない回復ぶりです。

また、重症筋無力症の時に見られる行動や仕草も落ち着いてきました。

最初は不安かもしれません

でも薬が効けばちゃんと回復を感じられました

【 効き方は個人差がある 】

こはくは2週間ほどでしたが、もちろん個人差があります。

かかりつけ医によると劇的に効く場合もあるようです。

また、重症筋無力症の一例を載せてくれた病院のサイトがあるのですが、そちらの猫ちゃんは1か月ほどでゆっくりと回復していったようです。

病気の進行状況にもよりそうですね…

どんな風に回復したの?

薬を与え良くなっていく中で、回復する順番があるという風に感じました!

回復までに時間がかかる箇所もあります。

動けるようになった順番とその日ごとの回復の気付きもまとめましたのでご覧ください。

動けるようになる順

  1. 顔まわりや表情
  2. 首まわり
  3. 前足
  4. 後ろ足
  5. しっぽが立つ

上の順番で良くなっていきました!

顔から徐々に後ろへ向けて回復していきます。

顔周りは比較的早く、一番先に薬の効果を感じるところです。

瞼が軽くなるのか可愛い表情に戻ります

前足も早めに動かし、後ろが動かない時は踏ん張るように歩いていました。

後ろ足としっぽは時間がかかっています。

下半身は10日以降でようやく、といった感じです!

その日ごとの気付いた回復は?

回復する順序は分かった!

どんなふうに回復したか教えて欲しい!

日によって本調子でない時もありましたが、基本回復傾向でした。

悪化しそうな時に薬のおかげで持ちこたえるようなイメージです。

体調悪化せず済んだのは嬉しかったです

毎日何かしらの回復を感じるレベルで良くなっていくのを感じました。

一週間は下記のまとめのように回復しています。

  • 2日…顔をあげられる
  • 3日…数歩歩く
  • 4日…ソファに登る
  • 5日…朝方少し動く
  • 6日…良く寝る日
  • 7日…少し探索する

一週間で横転しかけるものの動こうとする所まで回復しました!

先ほどの回復順序に合わせ、動きが少しずつ猫本来のしなやかさが現れました。

1週間はまだ関節が固い感じがありました

動く時間帯は朝方や夜中が多かったです。

午後はあまり動こうとしないのですが、調べた中で昼の方が疲れているとあったのでゆっくり休む時間なのでしょう。

2週間目は下記のように回復していきました。

  • 8日…後足の力が弱い
  • 9日…歩きが早くなる
  • 10日…日中少し歩く
  • 11日…前脚が力強い
  • 12日…きれいな鳴き方
  • 13日…食事・排泄は◎
  • 14日…探索・動き◎
  • 15日…ほぼ回復へ

体調に関しては基本的に回復しつつも、日によりけりといった感じです。

歩きはじめは気をつけて!

回復してくると序盤で少しずつ歩けるようになります。

しかしこの時期は動く気力が出てきてもまだ支えられないのでよく転倒するんです。

序盤は歩けても足の関節が固いです

そのため上手く動かせずかなり転倒します

あっという間に一回転することも…。

固いフローリングでは頭を打ち付けそうになります(汗)

猫の本拠地になるところの周りを確認し、配置を変えたり物を片付けたりしましょう。

  • 固いものは片付け
  • 柔らかいものを配置
  • トイレは近い場所へ

二次被害でケガをしたら大変です!

より安全な環境にしてあげましょう

食事や水分

食事に関しては4日目からカリカリを食べ始めています!

もちろん日によっては食べが少ない時もありました。

ですが最終的には元気なころとほぼ同じくらいのカロリー分を食べられるようになりましたよ。

水分は6日には自分で飲めるようになっています。

固形とちがい、液体はより舌を使うため少々難しいようです(汗)

そういえば前庭疾患直後も水飲みにくそうだったね…

この記事で獣医師から聞いた理由もかいたなぁ

飲もうとしても実際には少ない量なときもありました。

シリンジでの水分補給も様子を見て続けて欲しいと思います。

水分量を図ることで飲めているか分かりやすかったです!

メモリ付きで把握したり時間を決めて量るなどするといいですよ!

まとめ

今回は飼っている猫、こはくの重症筋無力症の回復経過をまとめました。

毎日の気付きやメモも元にまとめたので一例として参考になるのではないかと思います。

おさらいとしてもう一度まとめを置いておきますね!

回復までの期間

2週間ほど(15日ほど)

動けるようになった順

  1. 顔まわりや表情
  2. 首まわり
  3. 前足
  4. 後ろ足
  5. しっぽが立つ

2週間内での回復の気付き

  • 2~3日…顔をあげたり数歩動くように
  • 4~7日…少し探索し始める程度に回復
  • 8~12日…鳴き声など細かい部分も回復
  • 13~15日…食・排泄・動きどれも◎

食事・水分

  • 4日でカリカリを食べ始める
  • 6日で自発的に水を飲む

※水分量を把握し足りない分は飲ませる必要あり

いかがでしょうか?

個別差があるのであくまで一例として参考にしてください

このような感じに回復していきました!

また、気力が戻り動きはじめたころは転倒しやすいので注意が必要でした。

その子によって回復の仕方に差はありますが誰かの参考になれれば嬉しいです!

下記リンクでは今回文章リンクにしたリンク先をまとめておきました。

良ければ見ていってください!

他のリンク

今回の記事で関連のあるリンク先をまとめました!

重症筋無力症に行きつくまでの期間と実際の行動をまとめたもの

愛猫が重症筋無力症?病気に行きつくまでの期間や経緯をまとめ
最初は前庭神経炎として対応していたのですが、違う”重症筋無力症”という病気の可能性が出てきました。今回の記事では飼っている猫こはくが病気に行きつくまでどのくらいかかったか、どんな症状があり何を獣医師に伝えていったのか、どんな検査で判断したのかなどまとめています!猫には稀な病気ですが薬を使うことで快方に向かっています。
重症筋無力症の猫がとっていた実際の行動まとめ
今回は重症筋無力症に行きつくまで見られた症状・行動をまとめました!おおまかなポイントは5つですが、その中でもいくつか気になった細かい所も含めて書いています。症状があてはまるからこの病気、とはいきません。ですがこのブログを見て参考の1つにしたり、知ることで獣医師との相談に使ったり、身近な困った人の助けとして使っていただけたらと思います。

シリンジでのやりやすい給餌方法

食べられない・飲み込めない愛猫にした強制給餌のやりやすいコツ3つ
こはくが体調不良と回復を繰り返す中でシリンジを使っての給餌を幾度も経験しました。そのためかかなりスムーズに食べさせられるように。これからする人・不安な人のために私がやっていてやりやすくなった工夫やコツを残しておこうと思います。やりはじめは難しいかもしれません。この工夫は一例ですし猫ちゃんによってはほかの工夫がよいかもしれません。ですがこの記事を参考の一つとして見てもらって、猫ちゃんにとってよりよい食べさせ方を見出してもらえたら嬉しいです!

同じように水が飲みにくくなった時の記事

前庭疾患直後はなぜ食べないのか?こはくの場合の理由3つ
飼っている猫が急な体調不良になりました。3日目の様子とお医者さんから聞いたことを書いています。一つの事例として参考になれば幸いです。

コメント

  1. 田口 紗理 より:

    初めまして。高齢猫が重症筋無力症疑いと甲状腺機能亢進症と診断されました。でも症状的にほぼ確定かと思います。

    ブログを拝見させていただき、治らないかもと絶望的になっていましたがコハクちゃんが回復していったようなので希望を失わず頑張ろうと思います。

    • コメントありがとうございます。重症筋無力症で当ブログにたどり着いてくださったのですね。
      琥珀の場合は投薬でかなり動けるようになる時期もありました。かかりつけの獣医師としっかり相談しながら対応すればきっと持ちこたえてくれると思います…!
      日々の動きや気になるところをメモすると変化も感じますので対応しやすくなりますよ。
      お返事が遅くなりすいません。一緒に過ごしている猫ちゃんの回復をお祈りします。

error:Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました