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FIPの簡単なまとめと猫こはくの検査結果

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病気の経過・まとめ
この記事は約5分で読めます。

今回は初めて数値を見る方に向けてFIPの検査の見方と結果を書いていきます!

前庭疾患と思われる症状から約1か月。

途中また症状が出てきたり高熱が出たりと色々ありました。

いよいよ検査結果が分かります…!

こんな方向けになっています!

  • 他の記事を見てFIPって何?検査結果はどんな感じなの?と思った方
  • FIPの検査の数値から判断できるのか気になる方
  • 一通り見ていてこはくの経過を知りたい方

琥珀の症状や治るまでの様子を載せることで、同じような猫ちゃんの参考になったり飼い主さんへの一例なればと思い、備忘録がてら経過を書いています。

こはくの写真のものが病気関係の記事となっていますので、気になる方はぜひほかのも見てみてください。

前庭疾患の経過を時系列にまとめています。

≪ 〇 ≫の表記は〇日目となっています。

≪ FIPの抗体値 ≫ 数値について簡単なまとめ

前日検査結果が来たとお知らせを受けたので、2人で詳しく聞きに行きました。

疑問な人
疑問な人

このブログの他の記事から来たんだけど…

そもそもFIPって何?

そんな方用にFIPのまとめと症状に合わせた考察の記事もご用意しています!

飼い猫がFIPの可能性?今までの症状を元に考察
FIPってなに?と思った方のために、簡単な説明を用意しました。今回は発熱のため行った病院でもらった血液検査結果を、かかりつけの先生にお見せしました。

今回は数値が分かればOKなので見なくても読めますが、見てもらえるとFIPが何かより分かります!

数値について

こはくの数値を出す前に、見ていただいた方用にまずFIPの検査数値を記載します。

数値としては3種類あります。

  1. 0~400倍
  2. 400~1600倍
  3. 1600倍以上

この3つです!

数値ですが、猫コロナウィルスに対する免疫(つまり抗体)をどれだけ作っているかで分かります。

持っていない場合は0ですし、持っていただけなら多少低く、FIPの可能性が高い場合は数値が高くなりますが、どの場合も症状も鑑みていく必要があるそうです。

とは言え、ただただ心配で心痛めている飼い主として、目安はほしいですよね。

見せていただいた結果は3通りの判定基準が書かれていました。

0~400倍

  • 抗体値陰性といえるレベル
  • FIPの可能性が低いと思われる

これは掛かっていたとしても少なく、一過性の場合だったり、ちょうど過去感染があって消えていく過程で検出されたもののようです。

その猫コロナは親から貰ったり多頭飼いだと持っている可能性が高いので、その場合は多少数値に出てきてしまうわけですね。

また、猫コロナ自体は猫の体力・免疫があれば負けないウィルスとありました。

FIPを引き起こすものは突然変異した強いウィルスですが、弱くて害のない方でも検査で数値として出てくるようです。

突然変異した方も変異していない方も数値に出てくるんですね

検査だけで判断しないのもこれが理由か…

400~1600倍

  • 抗体値が認められ、症状と合わせて判断する
  • 2~3週間後の再検査をお勧め

①よりも抗体値が高い状態です。

ですが①と同じように一過性の場合もありますし、ちょうど低下している可能性もあります。

この結果とそのほかの血液検査、FIPの症状と思われるものと照らし合わせながら判断していくわけです。

以前書きましたが症状としては下痢、食欲不振、体重減少、嘔吐、発熱、神経症状、腹水などなど…。

獣医さんがそれらの症状とともにしっかり判別してくださります。

また再検査することで数値の上下で判断の一つと出来るようです。

③3200倍以上

特徴的な症状も合わせるとFIPの可能性が疑われる

②と同じようにほかの検査結果や症状も合わせながら判別していくようです。

症状も見られ抗体値が高いなら、FIPの可能性が高くなってくるようですね。

ただ、症状も見られず元気な場合、抗体値が高いだけという場合もあるようです。

その場合も獣医さんがしっかり判断してくれます。

判断材料を増やすために、血液検査のタンパク質を調べたり再検査してより詳しく精密に調べたりするそうです。

このことから検査は一つの判断材料に過ぎないということですね。

抗体値が高い≠FIP (抗体値が高いからFIP、ではない!)

高いからと言って安直にFIPの診断にならず、ほかの症状や検査も加味して獣医さんが判断していきます。

≪ FIPの抗体値 ≫ こはくの場合

今回のこはくの検査結果ですが…

800倍!!②の400~1600の間!!

抗体値は持ち合わせているという診断です。

保護団体にいたので持ってはいるだろうなと思っていました。

症状も鑑みて、様子見という感じでしょうか。

獣医さんもこはくの様子を診てくれて、特に補液等せずおしまいとなりました。

食事もしっかり食べられるようになってきたり元気な日も増えたので、可能性の一つとして頭にとどめておき、落ち着いたらまた抗体値検査をしたいなと思います。

≪ 27 ≫ 病院後

体重もしっかり増え耳ダニ・外耳炎の方も大丈夫に。

後は前庭疾患のふらつきとかたむき、慢性鼻炎が良くなればと思います。

引き続き粉薬と錠剤をのみ続けていき、鼻水は拭いていくように気を付けていきます。

ごはんと水分量もなるべく把握し続ける予定です。

また、運動面も考えて外に出す時間も様子を見ながら増やしていけたらいいな、と思ってます。

少しでも早く回復して元気になってほしいですね…!

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