こちらは前回の体調不良の経過です。
獣医師さんから前庭疾患の可能性をお話しされました。
3日たちました
どのような変化があったかまとめていこうと思います
体調不良の流れを時系列に書いていこうと思います。
≪ 〇 ≫と書かれているものは〇日目のまとめになっています。
一つの事例として、同じ症状が現れた猫ちゃんのための参考になれれば幸いです。
≪ 3 morning・evening ≫ あまりよくない状況に
まだまだ体調が悪いようで、ソファの下からほぼ出てこようとしませんでした。
朝方ソファすぐ近くの爪とぎに出たくらいです.
本音としては爪とぎより前に水分をとってほしかった…!
この日の変化は4つです。
まだふらつきや食欲不振など、気になるところがあります。
①水分や栄養をとらない…
②ふらつきがひどい。脱水症状にはなってないか
③かなりしっかり睡眠をとっていた
④夕方に出た時フラフラですぐ横転していた
①水分や栄養をとらない…
不安だった食に関してはあまりよくないことになりました。
食べてほしいけど全然食べず、嫌がる素振りです。
水分もとれていません。
全くと言ってもいいほどです。
この時はどうして食べないのかただただ不安でした…
食べていないことはちゃんとかかりつけ医に伝え、見解も確認しましょう
腎臓にも負担が来てほかの病気になる可能性もあるので、飲んでもらいたい一心でした。
②ふらつきがひどい
体調不良初日からでしたが、なかなか治る様子が見られません。
ちょっと動くだけでめまいを起こしたかのように頭がグラグラです。
前庭疾患の場合は目が回っている状態なのでふらつくのも納得です…。
こはくも気持ち悪いのかほぼ動こうとしなかったです
歩こうとしてもかなりのふらつきで、横転や衝突が心配でした
上にも書いてますがほぼ水分をとっていないので脱水症状も入っていないか心配でした。
③かなりしっかり睡眠をとっていた
栄養がとれていない分体力温存に努めているようです。
ほぼ動かずにひたすらソファの下で隠れ、ずっと寝ていました。
猫は弱っている姿を見せず隠れると聞いたので、こはくにとってつらい体調なのでしょう…。
また、ずっとウトウトしているのか常に眠そうです…。
すごい眠たそうだけど寝ようとしない…
弱っているから本能で警戒しているのかも…
もしくは粉薬の副作用かな…
粉薬の副作用ではぼーっとするというのもあると聞きましたのでそれかもしれません。
弱って気を張って睡眠不足になっていたのでしょうか…。
眼振やふらつきによってめまいもあるのだろうと思います。
朝から午前まではずっと警戒する座り方でしたが、なんとか午後でゴロンと横になって寝てくれました。
④夕方に出た時フラフラですぐ横転していた。
①~③の状態もあってか夕方はもう力もなく足のふんばりがきいていませんでした。
水分も食事も口にしません。
やばい、工夫したのに朝から晩までなにも口にしていない!
腎臓に負担が来ちゃう!
時間外だけど病院へ行こう…!
このままでは大変だと思い、時間外ですが病院に行くことにしました。
≪ 3 night ≫ 全く口にせずまた病院へ
病院を受診で様子を伝え、水分をとれていないならと補液を注射してもらいました。
今回は初めて病院に付き添ってきました。
今まで病院に連れていく役はこはくパパが担当でした
直接先生とお話したいのもあって私も同行しています
以下がかかりつけ医からお話いただいたことです。
①水を飲まない理由について
②体力回復のための栄養について
③前庭疾患の可能性と、精密検査を勧めない理由
①水を飲まない理由について
診察していただいている中で、食欲不振の原因をお話してくれました。
人間もだけど、目が回ったりふらついたりしてる時にくちから飲むのは難しいよね
特に液体は口に運びにくいそうです。
確かに人間だってめまいの最中に水を飲めと言われても厳しいものがあります。
人間のようにストローを使うことだってできないし、口の端からだらだら垂れてしまうわけです。
すぐ転倒するほどのふらつきならなおさらなのでしょう。
ふらつきが落ち着いてくると少しずつ自分で飲めるようになると思うよ
②体力回復のための栄養について
食事をほぼとれていないのですが、どうしたらいいでしょうか…
うーん少しでも食べるに越したことはないんだ
全く食べないより少しでも食べたほうがまだ体力温存できるよね
少しでも体重低下や栄養不足にならないよう食事をとるのが大事だと教えてくれました。
いつもの量が100%として、0%より10パーセントの方がまだ体力温存できるわけです。
人間だって何も食べないよりは何かしら口にしていた方が少しずつでも回復していきます。
確かに、病気でももりもり食べる子の方が治りは早い…
人間も猫も同じなんですね
退院サポート食をあげるよ
匂いもしっかりあって食いつきも良いんだ
かかりつけ医からロイヤルカナンの退院サポート食をいただきました。
こちらはムース状で水分も含まれていて、かつ高栄養食です。
必要な水分も栄養もとれる優れものでした。
③前庭疾患の可能性と、精密検査を勧めない理由
あの、検査とかってしないのですか?
うーん…
検査はあるんだけど、いくつか理由があって強くはお勧めしていないんだよね
かかりつけ医からどうして検査しないのかも教えていただきました。
【attention】
こちらの考えは先生の元々の方針と判断のもと回答してくださったものです。
猫ちゃんの症状やその獣医師さんの判断によっては変わってくるものと思います。
てんかんは脳からくる可能性と末梢からくる可能性があるそうです。
大体は前庭疾患と言って抹消の方が多く、そちらの場合だと順調に行けば少しずつ回復し、1週間前後で眼振などの症状が治まっていきます。
実は精密な検査をするとなると大きな病院になるんだ
そして予約して、実際に検査できるまでに一週間はかかるんだよ
検査するまでに時間がかかるわけですね
うんうん、そうだね
そして抹消神経の場合だと、検査の日までに治ってしまうことも多いんだよ
なるほど
検査までに回復してしまう可能性が高いと…
あと、長距離の移動や長時間の検査も考えると
猫ちゃん自体にも負担がかかるから勧めていないんだよ
お医者さん曰く抹消からくる前庭疾患の可能性もあり、それであれば1週間くらいで回復に向かうそうです。
大きな病院に検査を入れられるのが大体1週間後…。
なるほど、検査の予約を取ったけど回復しちゃいました!の可能性も大いにあるようです。
猫の負担も考えての判断でした。
とても助かります。
2人でシリンジから薬を飲ませた時に発作の反応があったので、そちらも念のために伝え、確認しました。
あの…薬を飲ませた直後に発作があったのですが
それに関してはたまたまではないかな
タイミングが合ってしまったのでは…
「たまたまでは」というお話をいただいて、無理にしたらまた発作が起こるのではないかという不安が楽になりました!
明日の夕方また病院で様子を見ることになり…。
家では強制給餌をすることになりました。
栄養がたっぷり詰まった缶のフードをいただきました。
シリンジでの給餌は心が痛みますが、こはくのためと思って頑張りました…!
やはりどういった形で様子見なのか、ちゃんと聞くのは大事ですね。
不安が少し減りました。
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