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重症筋無力症の猫がとっていた実際の行動まとめ

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重症筋無力症
この記事は約8分で読めます。
  • 重症筋無力症って実際にはどんな症状があったの?
  • 食事や水分、排泄は大丈夫だった?
  • 飼い主としてはどう対応すればいいの?
疑問な人
疑問な人

重症筋無力症って怖いね…

どんな症状が出るんだろう

猫には稀な重症筋無力症。

筋肉への指示がうまく伝わらず、疲労や脱力が起きる病気です。

グーグルで検索すると医療関係での総合的なまとめは見つけられますが、実体験としての情報は少ないのが現状です。

こはくママ
こはくママ

ですが実際の行動や体調変化は気になりますよね

経験した人の情報も知りたい所です

私自身こはくが重症筋無力症の可能性を示唆されて調べたのですが掛かった期間・実際の症状など経験された飼い主の情報が見つからず…。

実体験を求める人はいっぱいいるはず!!

と誰かの参考になればと思い、一例としてこはくの様子をまとめておこうと思いました。

今回はいきつくまでの1か月の間にどんな症状があったのか詳しく書いて残しておこうと思います。

こんなことが分かります

  • 実際の症状が分かる
  • 症状ごとにまとめが見られる
  • 症状をどのように伝えたか分かる
  • 知ることで体調不良の時に可能性の一つとして検討できる

実際の体験のため、あくまで一例としてご覧ください

実際の行動について

今回は大きく5つの項目に分けて書きました。

さらにそれぞれ気になったポイントもまとめています。

ふらつきが見られた

  • ふらつく
  • あまり動かない
  • 隠れる場合もある
  • 徐々に腰が下がる
  • 歩く時、関節の動きがぎこちない

ふらつきは最初の頃に見られました。

その後も動ける日に歩いている姿を見るとバランスが取れていないことが多かったです。

こはくも患った前庭疾患もふらつきがあったので判断が難しい所ではないかと思います。

前庭疾患(前庭神経炎とも言います)の事に関してもまとめをしています。

項目ごとに回復日数など分けていますので気になる方はこちらもどうぞ!

前庭疾患はどう回復する?実際の経過を6項目に分けてまとめ!
ある程度度の症状も落ち着いたので、どのように治っていったか項目ごとにまとめてみました!「この猫ちゃんこういう風に治っていったんだ!」と具体的な流れが分かるようにしています。

今回ですが、最初はふらつきから2回目の前庭疾患と考え対応していました

あまり動かなくなる

これに関しては前庭疾患とも同じでした。

筋力に指令がうまくいかないのだから納得ですね…。

ふらつくのが自分で分かっているため居心地の良い所、隠れられる所へ行くようになりました。

ただ隙間だと何かあった時対応しにくいので手が届く範囲にいさせたい所です。

わが家も最初の前庭疾患時に隠れられてしまい失敗しました…

こちらの記事です

ペットが前庭疾患!?実際の症状とやってよかったこと2つ、経過をまとめ
飼い猫が朝起きたら眼振(目がきょろきょろ動く)や首を振る、フラフラと歩く等、あまりにもいつもと違う様子で病院受診をしました。症状の変化を自分の中でまとめるために時系列にしてみました。猫ちゃんや病気によって違うと思いますが、一つの事例として見てください。

ゲージに入れたり何かでふさいだりして対応が必要な所です。

さらには中々動かないため変化に気付きにくいんです…。

動いている所を見かけたら様子と変化はしっかりメモしておきましょうね!

動いたらその時の気になることも伝えましょう

わが家では下記の様子2つを伝えました

立っていると徐々に腰が下がったりする

4本足で立った後、じわじわと腰が下がってくる動きがありました。

ゆっくりおしりを地面につけ、かかとをべたっと付けてバランスを取っているような感じです。

猫は基本つま先立ちのような立ち方なのでこの座り方はしないんです。

獣医師にはおしりが徐々に下がるという表現で伝えました

脚の動かし方の変化も…

ふらつきが見られなくなると、足の動きがぎこちないのが気になりました。

関節がうまく動いていない印象を受ける動きです。

この動きも何回か見られ、念のため動画に撮って判断材料を増やしていきました。

獣医師には関節が固いという表現でお伝えしました

動き方はしっかりチェック

食事量・水分量が減る

  • 徐々に食べる量が減る
  • 水分もとらなくなる
  • 日によっては食べる
  • 一番悪化した日は飲み込めないくらいに

動かないため食べ物や水分をとろうとしなくなりました。

ここも前庭疾患と同じでした

結果早めに強制給餌を行い、体重キープを目指すことに。

カリカリを口元に持っていき食べられるようにしたり、ウェットフードや水をシリンジであげたりしていました。

日によって食が進まない時も…

昨日はカリカリを食べられていたのに次の日は進まずウェットに…。

かと思えばまたカリカリも食べられるように戻り、と日によって違いがありました。

十分な水分量がとれない場合は補液に切り替えています。

カリカリで何とかカロリーをとってもらうようにしましたが少しずつ痩せていく姿が辛かったです。

食事や水分もこまめに伝えています

猫のため絶食だけは避けなければいけません…

飲み込めない日があった

一番ご飯が喉を通らない日がありました。

病院で重症筋無力症の検査をした後の昼~夜です。

手練れてきたはずなのに…

飲み込む力がないからかなり難しい!

いつもあんなにスムーズに給餌してるこはくママが…!

誤嚥しそうで怖いよね…(泣)

シリンジを使っての退院サポート食で給餌するも、飲み込めず誤嚥しないかヒヤヒヤでした。

薬すら上手く喉を通らず、いつもの飲みやすい体勢で重力の力も借り何とか飲ませた感じです(泣)

喉を動かしますが、詰まったような音でかなり苦しそうでした。

次の日には回復へ向かったのでその日だけでしたが誤嚥を気を付ける必要があります。

強制給餌に関してはやりやすい工夫があります

シリンジで上手くできない方はどうぞこちらも参考になさってください。

食べられない・飲み込めない愛猫にした強制給餌のやりやすいコツ3つ
こはくが体調不良と回復を繰り返す中でシリンジを使っての給餌を幾度も経験しました。そのためかかなりスムーズに食べさせられるように。これからする人・不安な人のために私がやっていてやりやすくなった工夫やコツを残しておこうと思います。やりはじめは難しいかもしれません。この工夫は一例ですし猫ちゃんによってはほかの工夫がよいかもしれません。ですがこの記事を参考の一つとして見てもらって、猫ちゃんにとってよりよい食べさせ方を見出してもらえたら嬉しいです!

鳴き声が変わった

  • 症状前はきれいな声
  • 症状が出た序盤にくぐもったような変な声
  • 横寝するレベルの日は喉が詰まったような声

鳴き声も大きく違いました。

元気な時はきれいな「ニャ~」の鳴き声でした。

初期から声が変わった鳴き方になっています。

最初は少しくぐもった声

な”ーな”-

…こはくこんな鳴き声したことあったっけ?

なんかいつもと違う感じだね

文字だと形容しがたい鳴き声に…。

いつもの声ではないなぁと気になり行った時に声の変化も伝えています。

獣医師には鳴き声が変わっているのも気になってと伝えています

ほかにも症状があったのでまとめてお話ししました

日によって詰まったような声

んー…んぐぅー…んぐー

えっこんな詰まったような声…

やっぱなんだか変…

横寝になりながら辛そうに鳴いている日もありました…。

今思えば筋力をうまく動かせなかったのだと思います。

朝方だったので病院空く時間に行ったのですがこの時はまだ判断されていません。

ぐったりする

  • 一番悪化な状態の日は横寝になっていた
  • 首を体に添えるようなポーズもあった

こちらに関しては重症筋無力症の脱力のために見られた症状です。

日によって力が入らずほぼ動かない状態でした。

筋肉量は関係ありません

指令がうまく伝わらないのですから…

わが家は緩やかな悪化のため筋力低下とも取れたのですが、症状が急激に出た場合は分かりやすいかもしれません…。

横寝になる

ぐったり体を投げ出すような横寝です。

暑い日にフローリングで寝転がっているような体勢ですね。

触っても力が入っていないのが特徴でした。

ここまでくると鳴き声も詰まった声になります

一回目のこの様子は衝撃的すぎました…

動かないというより力なくもう動けない感じです…

その後なんとか少しずつ動く様子も見られました。

首を体に添えるようなポーズも…

これは一番症状が悪化している日に強く見られました。

全身にあまり力が入っていない状態です。

気道を確保してほしいので首の位置を直しても、いつのまにか体に添うようなポーズになります。

獣医師には寝た状態から動かないとお話ししました

回復と悪化を繰り返す

  • 回復したり悪化したり
  • 繰り返す中で緩やかに悪い方へ
  • 午後の方が悪化
  • 朝、夜中は元気な場合もあった

薬を飲み始めるまでは急に元気になったかと思うと一週間たたずに悪化、を繰り返していました。

飼い主2人も「なぜこんな回復と悪化を繰り返すのか」と頭を悩ませました。

かかりつけ医も最終的な可能性に行きつくまで時間がかかり…。

この回復と悪化がかなり厄介でした

昼の方が悪化しやすい

前庭疾患の時は朝が本調子でなく、徐々に動き出すことが多かったです。

ですが今回の重症筋無力症ではどちらかというと午後から悪化しました。

しかし夜中寝静まっている時にはトイレにも食事にも行っている…。

こんなことが度々あり頭を悩ませました。

日中動かないのに夜中動き回ってて混乱しました(汗)

朝方には椅子の上に移動していたり…

飼い主2人もはてなマークがついていました

昼間あまり食べられないけど夜中に食べているなら、と多めにカリカリ入れたりしています。

体調の良し悪しはその都度獣医師に伝えていきました

こまめなやりとりが大事だと思います

まとめ

色々な変化がありましたが、わが家の場合を簡単にまとめるとこのようになります。

  • ふらつく
  • 食べない・飲まない
  • 鳴き声が変わる
  • ぐったり・横寝
  • 回復と悪化を繰り返す

実際の症状です

あくまで一例として参考にしてください

これらに付随して細かな気になるところが出てきました。

上の箇条書きに加え、気になることも都度伝えていきました。

かかりつけ医にどのように話したかもまとめておきます。

  • おしりが徐々に下がる
  • 足の関節が固い
  • 鳴き方が変わってる
  • 寝た状態から動かない
  • 体調変化はその都度言う

当てはまるから必ずしも重症筋無力症、とは限りません。

最終的には症状の他に検査も踏まえ獣医師の判断になってくると思います。

ですが知識として知っておけば、いざという時自分の飼っている猫ちゃんや知っている方で分からず困っている方のためなるかもしれません

可能性の一つにできるよう、知ることは大事です

薬で回復していった経過もまとめていきます。

良ければぜひまた見てってくださいね。

リンク

前回の記事では下の2つもまとめています。

  • 病気に行きつくまでかかった期間
  • 分かった経緯

こちらも参考になれは幸いです!

愛猫が重症筋無力症?病気に行きつくまでの期間や経緯をまとめ
最初は前庭神経炎として対応していたのですが、違う”重症筋無力症”という病気の可能性が出てきました。今回の記事では飼っている猫こはくが病気に行きつくまでどのくらいかかったか、どんな症状があり何を獣医師に伝えていったのか、どんな検査で判断したのかなどまとめています!猫には稀な病気ですが薬を使うことで快方に向かっています。

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