以前から更新していたこはくの前庭疾患の最近の経過をお知らせしますね!
とりあえずのふらつきもなくなり、この3日間は運動する力が少しずつついてきました。

少しずつですが器用な動きも見られるようになりました
今回のこの記事ではこんなことが分かります。
- 斜頸が見られる時の困った部分
- 前庭疾患が起こってから2週間ほどの運動面の伸び
体調不良の流れを時系列に書いていこうと思います。
≪ 〇 ≫と書かれているものは〇日目のまとめになっています。
一つの事例として、同じように前庭疾患になった猫ちゃんの参考になればと思います!
≪ 12 ≫ 久々の探索
運動面の伸び
ほんの少しゲージの外に出て探索を楽しんでいました。
若干のふらつきはありますが、だいぶ安定して歩けるようになりました!
歩き方はゆっくりですが体の軸がぶれるような危うさはありません。
一番の揺れは顔をプルプル振った後です。
頭を動かすのでそのままぐらぐら揺らぎますが、横転する事なく上手にバランスを取っています。

1週間はバランスが取れませんでしたが、だいぶしっかりしてきました
体力が落ちすぎて探索して10分くらいで疲れた様子…。
自分でゲージの中に戻り、クッションに寝転んでぐっすり眠っていました。

動かなかった時に落ちた体力はまだ戻ってきません
食べて動かないと筋肉にはなりませんね…
筋力が中々戻らない
前庭疾患直後から眼振がなくなるまでの間はほぼ座りきって筋力が落ちていました。

この日以降足の細さを気にするように。
食欲も少しずつ戻り、バランスが取れるようになってきましたが…まだまだ筋力は足りません。
一番筋力が落ちた時期から回復したとはいえ、心配になるほど細い状態です。
動かない事には食べたものが筋肉にならないのがつらいですね。
少しでも歩いてほしい所ですが、こればかりはこはくの体力がどれだけ回復しているかだと思います。
様子を見ていって出たい時に出してあげようと思います。
≪ 13 ≫ 午前中だけかたむきが見られた
急な変化がありました。
あとは運動面、と思っていたのですが、すこし戻ってしまいます。
順調に回復する子もいるようですが、こはくの場合は一進一退という感じです。
①首のかたむきが少し見られた。
②錠剤が中々摂取できない。
①首のかたむきが少し見られた。
今朝、頭のかたむきが酷くなっていましたが午前中のうちにすっと元に戻りました。
順調に治りはじめ、かたむくことなく過ごせていたので衝撃でした。

生き物なんだから一進一退して当然ですよね…
分かってはいましたが辛かったです
左側を45度ぐらい下に向けるように頭が傾いています。
どうやらこはくにとってはこれが平行なんだと感じているようです。
これが三半規管がおかしくなっているというやつでしょうか…。
食欲が沸かず進まない
首が傾いているため口に物を入れるのが億劫な様子。
首が斜めになっているため、口の端からドライフードがポロポロ落ちています。

斜頸になっているからこその困った部分です…
傾きがあるときはあまり食欲がわかないのでしょうね。
食べられるに越したことはないですが、しばらく様子見というところなのでしょうか。
②錠剤が中々摂取できない。
鼻炎用の錠剤も一緒に処方されているのですが、あれから進展はなく…。
チュールはうまくいかず、水分補給のペーストもうまくいかず。

うーんどうしようか…
混ぜてもペッと出しちゃうね

一粒自体ちいさいんだけどね…もうちょい砕こうか
ただでさえ小さい錠剤を4等分くらいに砕いても口にしません…。

これ以上小さくだと粉状になってしまう…!
ビクタスss20…7mm程度でほんとにちっちゃい形なのに…。
ですがやっと錠剤を入れたごはんを食べ始めることが出来たので「よしよし」と思っていました。
食べ終わった皿の中を見ると、きれいに食べられているペーストと端っこに集まっていた錠剤。
めちゃくちゃ器用だなぁ、ともはや笑うしかありません(笑)
かかりつけ医から飲ませ方を教えてもらった記事もあります。
ただこちらについては初心者すぎて「無理!!!」となりました(笑)
やっていくうちに必要だと思ったこともあったので下記の記事でそのことにさらっと触れています。

≪ 14 ≫ 徐々に登れるところが増えた!
気にしていた後ろ足も、本当に少しずつですが力が入るようになってきました。
この日は自由に楽しんでいたのと、ソファの上にのぼるエピソードがありました。

この日はこんな変化や気付きがありました!
①探索時間が長くなった
②上に乗るときの器用な動き
①探索時間が長くなった
探索は昨日よりも長い時間楽しみました。
運動面が心配だったんですが、段差のない場所であれば特に不便はないようです。
1階なら動いても大丈夫そうです!
動きからふらつきもだいぶなくなり、こはく自身が動きをセーブして慎重に動いていることが分かります。
いつの間にか外を見たりお気に入りの場所でのんびりしたり、と悠々自適でした。

筋力は心配ですが、運動面が良くなっていると感じると嬉しいですね!
②上にのるときの器用な動き
お気に入りである、いすの上に乗るときの動き方が中々に賢い…。
いつもはぴょんとジャンプして乗るのですが、ふらつかないよう前足を乗りたい所に添えています。
前足に力を入れて補助をしてるんですね!
ソファの上に乗るときは、片方の後ろ足をしっかりと縁に乗せていました。
床の後ろ足で地面を蹴るのと同時に、残りの足に力を込めバランスよく乗っています!

一回だけでなく、登るときは毎回後ろ足も使っていました
しっかり考えているみたいだよ!

か、賢い…
ある程度自分で動いたことで、どのようにすれば安全に行けるか考えているようです!
ちゃんと自分で力加減を考えて動いてるな、と感心しました(笑)
まとめ
いかがだったでしょうか?
順調に前庭疾患が治っているとはいえ、日によってはまた少し症状が見られる場合もあります。
「愛猫が前庭疾患になってしまった!」と不安になって色々調べている方も多いと思いますが、猫ちゃんによって症状の個体差があることを忘れないで欲しいと思います。
一進一退で色々条件が重なった結果、治りが1か月以上かかったこはくもいます(汗)
「ゆっくり治るんだ」くらいの気持ちで猫ちゃんにストレスが移らないようにしながら頑張ってください…!
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